犬種図鑑

ボーダー・コリーについて

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特徴

ボーダー・コリーは、極めて優秀な使役犬です。中型犬でありながら、膨大な量の運動をこなすことができます。その一方で極めて頭が良く、本来の任務である牧羊犬としての仕事は適役であり、数百頭のヒツジを個体識別して管理する能力があります。ヒツジを追っていくやり方はボーダー・コリー独特のものであり、オオカミの狩猟を連想させます。実際にヒツジを守るだけではなく、ヒツジを襲うこともありますので、牧羊が盛んな地域では極めて慎重に系統飼育がなされています。犬種標準には被毛の色に指定はありませんが、白と黒の組合せの個体が多く、柔らかい手触りです。

体重

体重は雄雌とも22kg前後です。

体高

体高は53cm、雌は雄よりやや低いです。

原産国

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イングランドとスコットランドの国境地方です。

ルーツと歴史

8世紀後半にしばしば南下を繰り返したバイキングが連れいていた犬と、長毛種のコリー(ラフ・コリー)の間に生まれた犬が祖先だと考えられています。19世紀には現在のスタイルが固定化していましたが、いまだ現役の牧羊犬であり、そのポテンシャルの高さから能力だけが重視されて体型などへの配慮がなされていなかったため外観的なばらつきが大きく、犬種団体に登録されたのは近年になってからです。

性格

現役の牧羊犬であるという事は、リーダーへの従属的な意識が強いという事です。この性格的特徴はオオカミからそのまま受け継いだかのようで、開けた土地でも柵に閉ざされた場所でも、さらには牧夫の命令があってもなくても定められた仕事をきちんと果たす性格です。そのため相当に賢い犬種であり、牧羊犬の他にも様々な分野で活躍することができます。あたかも常に忙しくしている事を好むかのようであり、訓練によってその性能はどんどん磨かれていきます。

魅力

ボーダー・コリーの魅力は、なんといってもその訓練性能の高さです。先述の通り牧羊犬としては現役であり、一日中働く事も厭いません。そのため人の役に立つ仕事をどんどん覚えさせるとより魅力を発揮するでしょう。20世紀に入ってからは、牧羊犬の他に作業犬訓練競技会(ワーキング・トライアル)や服従訓練(オビディエンス)で活躍し、常に高得点を獲得します。

飼育について

ボーダー・コリーの飼育に関しては室内でも屋内でも構いませんが、その頭の良さから人の言葉をかなり理解しますので、室内で飼育するのが面白いでしょう。注意点としては、膨大な運動量を必要としますので、朝と夜には散歩というより自転車での引き運動をたっぷりと行なうのが良好です。怠惰でいる事を望まない犬ですので、運動不足に陥るようではボーダー・コリー本来の魅力も発揮できません。牧羊犬出身の犬といえばシェパードが警察犬として活躍していますが、同様に適性があるものと考えられます。躾と訓練をたっぷり行なって磨き上げる必要があります。

なりやすい病気

発症は稀ですが、セロイドリボフスチン症という神経細胞を侵す遺伝性の疾患があります。

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